風を感じて

我が庵の夏は南風の通り道。

利根川を渡っていた風は、お店の前の土手を超えて
庵の中へ。

玄関ののれんを弄び、くるくる回してお店の中に。


厨房を通り、裏へ抜けます。


裏庭の槙のこずえをさわさわと通り、

かよわいコスモスをうなづかせ、

伸び始めた稲の上を去って行きます。

一番風を感じているのは私ではなくて、玄関前の風知草かしら?
名前のとおり風を感じて気持ち良さそうにそよいでいます。